【新唐人2015年06月06日】6月4日で、天安門広場での武力弾圧から26年になりました。4日夜、香港のヴィクトリア公園のサッカー場では毎年恒例の犠牲者追悼キャンドル集会が開かれ、13万5000人が参加しました。多くの大陸の民衆の姿も見られ、その場で共産党関連組織からの脱退を表明しました。
記者
「今回は雨傘運動後、初めての六四キャンドル集会です。支聯会は雨傘運動によって、さらに多くの香港市民が、天安門事件名誉回復と一党独裁終結を支持するようになったと示しました」
午後8時、主催者側がキャンドル集会の参加者が6つのサッカー場を埋め尽くしたと発表しました。
香港市民 陳さん
「毎年6月4日、ここは我々が共産党に抗う反共の場となっています。これほど国民を虐殺する政権がなぜ今だに存在しているのか、悪魔と同じです」
香港の高校生 張さん
「雨傘運動の学生が天安門事件の学生のような扱いを受けるのを恐れ、多くの香港人が出てきたと思います」
集会には大陸からの民衆の姿も多く見られ、その場で共産党組織からの脱退を表明しました。
大陸の民主活動家 秦東明さん
「大陸では独裁政権が天安門事件の真相を隠しています。この真相が一旦明らかになると、政権の合法性が失われるからです。私は中共の全ての組織から脱退します」
追悼集会の開始後、犠牲者に花輪が手向けられ、1分間の黙祷が行われました。続いて、「天安門の母」の代表と雨傘運動で逮捕された市民の家族のビデオメッセージが流れました。
今年の集会には学連が初めて不参加となり、一部の学生代表がステージで発言したあと、香港基本法に火をつけました。
最後に、支聯会の主席が、大会の宣言を朗読しました。主催者側によると、集会には13万5000人が参加しました。
香港市民支援愛國民主運動聯合会 何俊仁主席
「香港大学の集会の影響は大きくないでしょう。ヴィクトリア公園の集会は市民の団結と決心を示しています」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/06/05/a1201603.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)